2010年10月21日
ルアー列伝11
デッドフロート(ジャクソン)
◆80mm フローティング
◆レンジ 0~30cm
◆アクション 引き波(デッドスロー)
◆野武士ブラック(柳生 十兵衞)
ナイトシーバスを夜な夜な徘徊している時にイワシカラー購入。
藻場を中心に使用していたが、釣れたためしなし。橋脚付近でビデオの見すぎ・・・・
タイトに攻める!!とカッコつけたが・・・・
カランコロンとモロに橋脚にぶつけ、恐る恐るルアーを確認すると・・・・
目がない・・・・・
片方の目が擦り取られ、その時点で2軍行き・・・・・
その後、ルアーボックスの底で生活させていたが、「夜にあえてブラック!」の情報を得て、
おのずと選んだのが・・・・このルアー。
マジックでぬりぬり・・・・・3回ほど使用したが、アタリさえなし。
マジックの臭いがきついのだろうと、おのれが塗ったことを棚に上げ、そのままボックスの底へ・・・
・・・・2年間
奥浜で、ド定番に成長したデッドフロート。
2年間の下積み生活を経て、晴れて桧舞台へ・・・・・
取り出すと、下積みで一流ルアーにもみくちゃにされ、使用されていないのに剥がれが目立つ・・・
その風貌が、まさに野武士・・・・・いや、片目から、
その名は柳生十兵衞。
奥浜のむし暑い深夜・・・・湖面は鏡面だが、ベイトがざわめく・・・・・そこらじゅうでボイル音。
静かに十兵衛がボイル音の奥へ・・・・・
ヘビが獲物を狙うかのごとく・・・・それは静かに光り輝く・・・
「三池典太」
若干重めの設定・・・・それは微妙なレンジをユラユラと・・・・・。
時より見せるもだえるような動き・・・・これぞ!!!
「新陰流」
・・・・・こういうことを連想しながらでないと、とってもキツイ奥浜の深夜。
アクションもほとんどなく、自分がデッドになりそうな勢い。
その刻は突如と現れる!!!
まさにデッドスローで神経を研ぎ澄ませると・・・・
ココン!と待望のアタリ!
ギュン!!と絞り込まれ、ジィ~~~~と心地よいドラグ音が静寂な湖を切り裂く!!!
バラしてなるものか!!と息をする間も惜しんでのやり取り・・・・
連日、キビレにシーバスの釣果。
まさに花開いた瞬間!!!
当然の一軍登録で先発である。
風貌もいい味を出しているので、そろそろ殿堂入りか!!
現在、「新陰流」の継承者を模索中。
Posted by 鯨波 at 22:44│Comments(0)
│浜名湖ルアー
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