2012年07月29日
サーフ
「サイレント・アサシン140F」
その飛距離は過去のどのミノーも凌駕する。
しかし、何といってもその飛行姿勢であろう・・・
ほとんどストレスを感じさせない。
「いい奴だったのに・・・・」
昨日、久々の釣果に気をよくして、本日も気合の午前4時30分。
基本的に釣果のあったポイントには連続では入らないので、
本日は2年ぶりに入るポイント。
駐車場に到着すると、ほぼ満車・・・
なんとか端っこに入れてもらう。
「釣れてるのか・・・・」
様子を伺いながら準備。
どうやら、半分はサーファーさんのようだ。
昨日から波が無いので、探しまくっている様子。
夜明け30分前・・・
階段を下りていくと目の前に広がる潮顔
「ここで間違いない」
アサシンを投入し、流れを確認していく
程よいプルプル感に、確信に近いものを感じた。
ドン!ガッ!
すでにクオーターの位置取り・・
一瞬の間
「??根がかり?」
サーフでの根がかり・・
まずもってないのだが、数年に数回不思議な現象は起こる。
竿を止めて、魚信を確かめかけた瞬間
ドラグがゆっくりと鳴り始める・・・・
「ウン?」
ジリジリ・・・・ジィ~~~~
(オオォ!?)
ジィ--------------
電動リール・・・それも
「放出型電動リール」
見る間にスプールがやせ細っていく・・・
止まる気配なし・・・
「まずいゾ・・」
対処の仕方がまったくわからない。
ただ、放出されていくラインと唸りを上げているリールを
眺めるだけ・・・
と、とりあえずドラグをしめねば・・・
スプールを軽く押さえた瞬間、テンションが抜けた・・・
「なにせ、経験の無かったことだったので・・・」
痛恨のラインブレイク。
システムを組む間、今の出来事を反芻する。
「エイではなかろうか・・・」
過去に釣ったことはないのだが、
いろんなところで話だけは聞いた。
「奴ではなすすべ無し・・・」
ちょっとでも・・・
チョットでも姿かたちが見えれば納得するのだが
全ては闇の中・・
「エイじゃ、しょうがない・・・」
(いや、メーター級のシーバスだったんだ)
(まさか、座布団ヒラメなのか・・・)
全て釣ったことがないのだが、
バレたのでエイであって欲しい・・と思う反面・・・
そう、妄想とは勝手に膨らむものなのだ。
「集中力ゼロ」
さらに気付けば、後ろに陣取るはキス師の面々。
集中砲撃と時々、ルアーが空中遊泳しながら帰ってくる・・・
潮時ですな・・・。
「エイだったのか・・」